○○関学第3フィールド：アメリカンフットボールグラウンドにて。プレーオフ、関大戦。オーバータイムの末に敗れる。第7節。完勝で、同率ながら3年振り50回目の関西リーグ制覇を果たし、プレーオフに持ち込む。第5節、立命戦。点差以上の完敗。 前年度はシーズン途中にして関西1位の可能性がなくなるという屈辱を味わい、今年勝てなければ甲子園を知っているものがいなくなるという状況の中、2010ファイターズは『PRIDE』をスローガンに掲げスタートした。 春シーズンはどこかチームの歯車が噛み合っていなかった。チームの中の様々なところで問題を抱えていたが、試合では危なげなく勝ててしまう。「何とかなるのではないか」という思いをぬぐえないまま春シーズンが終わり、夏が過ぎた。そして、秋季リーグ第5節立命館戦を迎えた。結果は13対20。得点ではタッチダウン1本差だが、“完敗”であった。試合後、堀口コーチに「本気でやってへんのに慰め合いすな！」と怒鳴られたのが全てだった。 次節で立命が関大に敗れ、プレーオフの可能性が見えたところからやっと吹っ切れた。「相手は昨年度学生王者で今年も負けなしの関大。我々は負け犬であり、失うものは何もない。なら、最後まであがいたろう。もがいたろう。」という思いで最後の最後で一つになれたのではないだろうか。最終戦で関大に勝利し3年ぶり50回目の関西制覇を果たし、プレーオフに持ち込んだものの、情けない我々に再び勝利の女神が微笑むことはなかった。 我々の学年が後輩たちに何か残せたのかどうかはわからないが、私はファイターズの70年間の歴史を紡ぎ、自分たちの想いものせて後輩たちに伝えていくことは4年生の使命であると思う。ファイターズの70年分の想いが花開くときを一OBとして楽しみにしている。（主務 柚木 一平）103関西大学（6-1-0）関西学院大学（6-1-0）立命館大学（6-1-0）同志社大学（1-6-0）甲南大学（2-5-0）京都大学（4-3-0）神戸大学（3-4-0）近畿大学（0-7-0）関西大関学大立命館同志社甲南大京都大神戸大近畿大● ○ ○ 28-9○ 14-010-2717-1540-1027-10● 13-20○ 45-0○ 52-7○ 29-0● ○ ○ 56-0○ ○ 15-1720-1365-1024-13● 10-40● 0-45● 0-56● 6-23● 14-49● 9-28● 7-52● ○ 23-6● 7-3710-65● 0-14● 0-29● 13-24○ 49-14○ 37-7● 0-42● 0-45● 0-35○ 31-0○ ● 14-1015-17● 6-38● 3-56● 3-50● 7-10● 14-21● 18-26○ 42-0○ 38-6○ 45-0○ 56-3○ 50-3○ 35-0○ 10-7● 0-31● ○ 10-1421-14○ 17-15○ 26-18○ 21-7● 7-21氏 名氏 名位置位置DB西岡 陽介RB稲村 勇磨DL西村 淳TR右近みゆきTR岡野 慎也WR西山慎太郎AS岡田 祐典高等部コーチ延原 光伸RET尾崎 裕則MGR橋本 拓真TE垣内 洋輔OL浜崎 佑一DL平澤 徹WR春日 玲郁DB福田 洋介QB加藤 翔平AS松下慎太郎AS川上 雅也WR松原 弘樹AS菊地 亜実RB北村 賢次DB三木 慎也RB久司 准輝中学部コーチ水無瀬忠信LB村上 昌隆TR栗田 遥OL村田 航亮AS崎本 卓嗣LB櫻間 健太TR山本 英佑MGR柴田 奈美MGR柚木 一平LB吉井 駿哉MGR渋谷 亜依DB吉井 優哉WR正林 和也AS鈴木 勝也DB善元 将太フレッシュマンコーチ鈴木 優介中学部コーチ和気 輔DB渡辺 駿WR渡辺飛雄馬□ 全日本大学選手権・西日本代表校決定戦（1回戦） 関西学院大学 3（3）ー3（6）関西大学■メンバー表部長芝野松次郎主将平澤 徹監督鳥内 秀晃主務柚木 一平OL宋 英徹OL高田 航希MGR竹田 ゆい■秋季リーグ戦（50回目の優勝） 『PRIDE』を背負えずに80th Anniversary 20212010
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