○○●●○○○○○○○○●●●●●●●●●●●●●○○○●●●●○△●○●●△○●○○○●○○○○○●○●0-728-28○26-136-3●3-6○7-010-3110-7史上初Kでチャックミルズ杯を獲得した大西2012年1月3日 東京ドームにて4年ぶりの学生日本一を果たす もう負けられない。入学して3年間甲子園ボウルに一度も行けず最終学年となった。正直振り返ると負けられないという気持ちよりも、純粋に勝ちたいと言う気持ちに飢えていたのかもしれない。今までのプレッシャーがないかというと嘘になるし、自分たちの存在意義のためにもやれることは全部やると決心して4年生がスタートした。 もちろん最後ライスボウルが終わって引退するまで、常に何をすれば勝つ確率を高められるかを考えて過ごしていたわけだが、自分たちにとって一番重要だった時期は明らかに上の学年が引退した冬から春にかけてだったように思う。その時期に何を許さず、何を正にするかを考え決断する積み重ねですべての物事が決まっていくし、チームの基準が決まっていった。何が正しいかわからない場合は厳しい選択肢を選ぶことを示し、続けることでチーム全体にそれが浸透していった。 個々の特徴の違いはあるが部員200人のチームをどうまとめ、ファイターズとしての在り方をいかに統一できるかというのが特に難しく重要だった。また、常にチームの状況を把握するために、各ポジションのリーダーと必ず毎日話し合い、翌日のアプローチに関して確認した。もちろん行き当たりばったりではなく、秋シーズンでの理想のチーム像を掲げ、今足りないものは何か…。それを克服するために、今何をすべきか…を考え日々行動し、ひたすらそれを繰り返した。もう一つ重要な事は、主将であった私のまわり、特に幹部のメンバーを一番厳しい環境に置く事。誰が見てもチームの目指すべき方向を全員に示せるように意識して取り組んだ。やがて秋のシーズンが始まった。最後に出来ることは全てやりたいと4年全員は坊主頭になった。それ自体に意味はないかもしれないけれど、下級生に少しでも奮闘してもらいたい思いの表われであった。 最終的には甲子園ボウルでは日本大学に勝ち、学生日本一を掴み取ることができた。今思うと、当時の経験が今の自分を作っていると思うし、社会に出てからのほとんどの出来事は、ファイターズでの経験に重ねることができる。これからの現役諸君には、自らが勝ちを求める過程を作り上げて、最終的にそう思えるような経験をしてほしい。一人が大きく変われば何人部員がいようと一気にチームの方向転換ができるので、その一人になってほしいと願っている。 私にとってファイターズでの時間が今の自分の財産となり、人生の出発点となっている。(主将 松岡 正樹)立命館大学(6-1)関西学院大学(7-0)関西大学(4-3)京都大学(3-3-1)神戸大学(2-5)甲南大学(1-6)同志社大学(2-5)龍谷大学(2-4-1)立命館関学大関西大京都大神戸大甲南大同志社龍谷大7-3710-610-078-670-051-943-317-312-349-780-048-055-737-76-103-1720-4430-1626-037-634-200-103-1244-206-787-4916-3013-2610-731-1012-240-700-800-267-107-1017-79-510-486-373-437-5520-3428-2824-127-1748-77-48■メンバー表部長芝野松次郎主将松岡 正樹監督鳥内 秀晃主務森田 義樹104氏 名氏 名■ 西日本代表校決定戦 関西学院大学 55-6 中京大学■ 第66回毎日甲子園ボウル(24回目の優勝) 関西学院大学 24-3 日本大学■ 第65回ライスボウル 関西学院大学 28-38 オービックシーガルズ位置位置WR赤松 寛夫RB坪谷勇太郎TR秋利 幸乃WR寺元 駿介AS池田 遼TE長島 義明RB石川 浩徳AS長束 貴義DB大竹 祥平TR中村 奨平K/P大西 志宜AS西村 陵AS落合 祥平MGR野島 大輔QB糟谷啓二郎啓明学院コーチ長谷川 郁DL畑田 峻輔高等部コーチ片岡健太郎OL濱本 賢一TE片山 武大RB林 将大啓明学院コーチ金子 泰聖OL東元 勝DB香山 裕俊RB兵田 翔平OL小林 諒平TR眞柄 恵実MGR齋藤 匠RB松岡 正樹中学部コーチ坂田 大祐WR松田 真寛DB降梁 祐介DL佐藤 純平DB松本 祐磨DB重田 修宏啓明学院コーチ宮中彰大朗TR菅野 徳浩DB村上 悠司高等部コーチ田中 大貴MGR森田 義樹AS山田 英治DL好川 晃平WR和田 俊亮OL谷山 雅直LB辻本 洋平LB土橋 佑介■秋季リーグ戦(51回目の優勝)人生の出発点80th Anniversary 20212011
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