○7-3●0-450-340-2810-021-163-7●●●●○○○●●●●●●○○○●●○○○●●○○○○○○●●●●○○●●●●●●●○○○●○○○○○○○●2015年1月3日 東京ドームにて安定したオフェンスを率いたQB斎藤立命を圧倒。鷺野のダイブ 社会人に勝って真の日本一になる、という決意を持って我々のシーズンはスタートした。1〜3年生時には、各年度の4年生が必死に作り上げたチームでも、「打倒社会人」には届かなかった。勝たせてもらっていた自分たちが格上の社会人チームにどう立ち向かうのか。その糸口は見えず、何となく勝てるのではという甘い雰囲気を締められないまま、シーズン前半はあっという間に過ぎていった。春シーズン最終戦の神戸ボウルで社会人代表のパナソニックインパルスに大敗して、ようやく現実を知った。 春の集大成、ましてや社会人を倒すと宣言しているチームが、試合への準備・勝利への執着心・プレーの覚悟、全てにおいて甘かった。間違いなく私を筆頭とした4年生の責任だと感じた。これまで背中で見せてくれた先輩方、付いてきてくれた後輩、チームを支え応援して下さっている全ての方々に顔向け出来ないと思った。ここから絶対ひっくり返してみせると本気で決意できた瞬間だった。 秋シーズンを通して、個人もチームも自信が出てきたように思う。「今日で負けるかもしれない」という恐怖と常に戦いながらも、澄んだ気持ちで試合に臨めていた感覚を今でも覚えている。ただ、それでもライスボウルでは負けた。入念に準備してきたプレーも、少しのズレで決まらず、自らの首を絞めるような結果だったことが何より一番悔やまれた。 敗戦後、終わりのハドルで「負けたら何も残らない」と話したことを覚えている。目標を達成することが出来ず、全てが水の泡になった感覚だった。ただ、その負けを原動力とし、後輩たちがその後も活躍を続けてくれていることを本当に誇らしく思うし、今でもファイターズに関わりを持てることは幸せなことだと改めて感じる。たとえ結果が伴わなくても、「自分は何をするのか」と自らと真剣に向き合える場所がそこにあり、今の自分の大きな財産になっていると思う。(主将 鷺野 聡)107関西学院大学(7-0-0)立命館大学(6-1-0)関西大学(5-2-0)京都大学(1-6-0)龍谷大学(2-5-0)近畿大学(4-3-0)神戸大学(3-4-0)同志社大学(0-7-0)関学大立命館関西大京都大龍谷大近畿大神戸大同志社21-717-1035-742-1458-045-054-07-2121-038-724-741-734-038-610-170-2114-1230-325-728-041-07-357-3812-149-1419-270-1020-1014-427-243-3014-97-2416-2114-90-587-417-2527-1924-70-546-380-4110-209-140-1310-2713-027-10■メンバー表部長芝野松次郎主将鷺野 聡監督鳥内 秀晃主務飯田 勇貴位置氏 名氏 名■ 西日本代表校決定戦 関西学院大学 68-7 名城大学■ 第69回毎日甲子園ボウル(27回目の優勝) 関西学院大学 55-10 日本大学■ 第68回ライスボウル 関西学院大学 24-33 富士通フロンティアーズ位置MGR飯田 勇貴啓明学院コーチ田中 大地OL月山佑太郎RB飯田 裕貴MGR石田葉奈子TR辻本 真吾DB市川 顕史AS友末 真吾WR大園 真矢MGR中俣 優奈RB西山 大地DL岡部勇太朗WR樋之本 彬LB小野 耕平QB前田 龍二RB梶原 隆平WR片岡裕次郎WR松岡 弘賢TE松島 紘樹OL北本 遊星WR木戸 崇斗AS松田 康暉DL國安 悠中学部コーチ宮崎 豪K/P三輪 隼也DB国吉 翔高等部コーチ黒岡誠司朗DB村岡 俊亮TR黒田 周平WR森岡 優QB斎藤 圭高等部コーチ柳下 公佑WR横山 公則RB鷺野 聡RB吉澤 昂希MGR佐藤 亮介中学部コーチ高木 佳暉DB吉原 直人AS鷹取 省吾AS米田 恭輔OL武内 健■秋季リーグ戦(54回目の優勝)自分は何をするのか80th Anniversary 20212014
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