秋季リーグ 京大戦秋季プレーオフ 立命館戦秋季プレーオフ 立命館戦秋季プレーオフ 立命館戦秋季リーグ 京大戦秋季リーグ 京大戦秋季リーグ 京大戦秋季リーグ 京大戦試合後の京大 水野監督と鳥内監督221995年 山田主将率いる新チームが始動した直後の1月17日、阪神淡路大震災が発生した。部員全員の安全を確認した後は、各自がボランティア活動に参加し、各避難所での力仕事などに取り組んだ。グラウンドは避難者の駐車場となり、練習はできなくなった。 3月1日から活動が再開されたが、春季は練習不足が否めず、苦戦が続く。秋のリーグ戦も、立命大に3-28、京大には0-18と2年連続で完封負けを喫した。攻撃力不足の関学に対し、京大はこの年の秋、新たにダブルスロット体型からオプションを核としたフレックスボーンオフェンスを展開し、戦力の充実していた立命大との全勝対決も制して優勝を果たした。1996年 ファイターズは2年連続3位という悔しさを胸に相原主将のもとでシーズンイン。ブライアン・ライダー氏をオフェンスのアシスタントコーチとして招聘。春は京大、立命大、関大に敗れ、暗雲が立ち込めた。秋は第5戦・立命大に3年連続で敗れた後、京大に対してQB高橋が90’sの短いパスを正確に決め、守備も練り上げたフレックスボーン対策で京大オフェンスを封じ込め、21-6で3年ぶりの勝利を果たした。3校が1敗で並び、プレーオフに出場したが、1回戦で立命大に3-17で敗れ、3年連続で甲子園ボウル出場を逃した。 フットボール界への貢献として、3月には大阪府・兵庫県の高校生を対象に「ファイターズ・フットボール・クリニック」を開催し、16校から約400人が集まった。全国の大学・社会人のチームとして初めての試みで、その後も継続して行われている。
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