関西学院大学アメリカンフットボール部|創部80周年記念誌
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大村和輝コーチ秋季リーグ 京大戦秋季リーグ 関大戦秋季リーグ 京大戦秋季リーグ 関大戦秋季リーグプレーオフ 関大戦秋季リーグ 関大戦秋季リーグプレーオフ 関大戦302010年 2年連続で甲子園ボウル出場を逃し、平澤主将は「Pride」をスローガンに。リーグ戦は前半、順当に勝ち進んだが、第5戦立命大戦は13-20で敗れた。しかし、立命大は関大に敗れ、関学が最終戦の関大戦に27-10で完勝したため、3校同率で50回目のリーグ制覇となり、三つ巴のプレーオフ。1回戦は関大との再戦となり、3-3のまま延長タイブレークへ。関学はFGで3点を奪ったが、関大はランでタッチダウンして9-6で勝利し、2回戦に進んだ。最終的に立命大が甲子園ボウルへの出場権を獲得した。2009年 大村和輝(1994年卒)がXリーグ・ライオンズ監督、シーガルズのオフェンスコーディネーターを経て母校のコーチに復帰。新谷主将は「Stay Hungry, Stay Foolish」を掲げた。春の試合は接戦が続き、迎えた秋のリーグ戦。近大、同大に危なげなく勝った後の第3戦は、関大との試合。QB加藤のランで先制したものの、第3Qに関大・RB藤森の独走TDで逆転され、第4QにはQB原口の29ヤードのTDパスを許して13-17で逆転負けを喫した。第6戦は京大に苦しめられ、試合終了間際のK大西のFGで28-27とサヨナラ勝ち。しかし、関大が立命大にも勝って61年ぶりのリーグ優勝を遂げてしまった。1敗同士の立命大との最終戦は、優勝を逃した悔しさを昇華させた関学が攻守にわたって冴えわたり、複数のスペシャルプレーを成功させて31-7で快勝した。関大は、この年から全日本選手権の優勝となった甲子園ボウルでも法政大を破って日本一に輝いた。

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