関西学院大学アメリカンフットボール部|創部80周年記念誌
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秋季リーグ 関大戦秋季リーグ 関大戦甲子園ボウル 早稲田大戦甲子園ボウル 早稲田大戦ライスボウル富士通フロンティアーズ戦甲子園ボウル 早稲田大戦記者会見風景人RBニクソンやQBバードソンらの桁違いのサイズ、パワー、スピードに対抗することはできず、17-52となすすべがなかった。 なお、この年の春、日大定期戦の第1Q、QB奥野がプレーが終わって完全に力を抜いた状態で背後から日大DLに激しいタックルを受けた。日大DLは続く2プレーも反則を行って退場。その時点では関学ベンチは常軌を逸した危険なプレーに気づいておらず、翌日のビデオを見て怒りとともに愕然とし、日大に抗議文を送付して記者会見を開いた。このことがメディアで大きく報道される事態となり、DL本人も単独で記者会見を開いて監督・コーチから指示があったと証言したことで、日大の監督・コーチらは関東学生連盟から資格停止となるなどし、日大のチームもリーグ戦への参加資格を失って二部への自動降格が決まった。352018年 QB光藤が主将に選ばれ、「Fight On」をスローガンとして学生日本一の座を奪還することをめざした。 香山裕俊(2012年卒)がプロコーチ(大学契約職員)に就任。リーグ戦は第6戦・関大には最終盤までリードされ、残り5秒でQB奥野がWR阿部にTDパスを決め、TFPが決まって辛くも19-19で引き分けた。崖っぷちに立たされて迎えた立命大との最終戦。QB奥野は2年生ながら19回投げて14回成功させ、パスで主導権を握って31-7と快勝し、56回目のリーグ優勝を果たした。西日本代表校決定戦(ウエスタンジャパンボウル)では立命大との対戦となり、第3Qに3-16までリードされたが、三番手QBだった光藤が出場してTDを奪い、流れを大きく変た。ラスト1プレーでK安藤が24ヤードのFGを決めて、辛くも甲子園ボウル出場を決めた。甲子園ボウルでは早稲田大を前半から圧倒し、37-20で29度目の優勝を飾った。ミルズ杯にはQB奥野が選出された。 ライスボウルでは、富士通と3年連続の対戦となったが、米国

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