○31-0●0-31“Reborn”を合言葉に臨んだシーズン。12年振りにユニフォームも一新した。伊角前監督(現ディレクター)から鳥内新監督へバトンタッチ。秋シーズンから12年振りにユニフォームを一新。これまでのライトブルーからKGブルーを基調としたデザインに。また、ヘルメットのマークも校章の新月をあしらったデザインに変更された。日大定期戦。QB東村⑤ 、C河原田。ヨコハマボウル明治戦。WR小坂、RB占部。ラインからは史上初のチャック・ミルズ杯を受賞した主将・池之上。前年末に行われた創部50周年記念試合。チャック・ミルズ氏が体育局長を務める米国沿岸警備隊士官学校に若手OBを含めたオールKGでのぞんだ。 1991年は創部51年目であり、100周年へ向けた折り返しの年であった。 昨年、創部以来初の6位に甘んじ過去の伝統にぶら下がっているだけでは勝てない時代が来ていることをチーム全員が悟るいいきっかけになり、伊角監督の「復活」ではなく「REBORN」であるという言葉で新チームのスタートを切った。 秋のリーグ戦からはユニフォームも一新し、ヘルメットには関学のシンボルでもあるクレセントムーンを掲げ学生王者奪回に向けチームが一丸となった。リーグ戦は過去にない戦国リーグとなり、宿敵京大とのプレーオフで甲子園ボウルの出場が決まることになった。 リーグ戦の試合、プレーオフともに4年生の「勝利への執念」がでた試合になり、初戦で活躍できなかったWRの徳久阪が見事なダイビングキャッチでTDを奪い、スカウティングチームのQBであった谷本が2度のビッグリターンを魅せ、甲子園ボウル出場を決めた。甲子園ボウルでも専修大を破り、念願の学生チャンピオンとなった。 「伝統」にぶら下がっていては勝てないと言い続け、グランドで汗を流し、「伝統」のプレッシャーを意識せず試合に臨み、「ニューKG」として学生チャンプになったが、今振り返ると、50年の「伝統」は我々KGファイターズの大きな土台になっていたことは間違いない。先輩方に敬意を表すると共に後輩諸君には「伝統」という土台の上に新しいファイターズを築いてもらいたい。(QB 東村 智司)関西学院大学京都大学立命館大学同志社大学神戸大学大阪体育大学関西大学近畿大学関学京都大立命館同志社神戸大大体大関大近畿大○○●○○○○●○○○○○○●●○○○○○●●○○○●●●○○○●●●●●●○○●●●●●●○●●●●○●●16-1428-1013-1429-1056-731-1014-1621-1744-020-1455-1218-1010-2817-2120-1942-2027-714-130-4413-3829-1322-2010-2914-2019-2038-1337-758-217-5612-5520-4213-297-3730-1410-3110-187-2720-2221-5814-3010-303-4221-2417-2836-3417-2421-2430-1042-324-2128-1734-3624-1724-21□甲子園ボウル出場決定戦 関西学院大学 30-23 京都大学□第46回毎日甲子園ボウル(18回目の優勝) 関西学院大学 25-20 専修大学□第45回ライスボウル 関西学院大学 6-28 オンワードオークス■メンバー表部 長宮田 満雄主 将池之上貴裕監 督伊角 富三主 務明石 直人OL阪森 一介マネージャー杉本 定省TE辰馬 正マネージャー辻尾 一仁WR徳久阪 篤氏 名氏 名位置位置DL中村 延靖マネージャー明石 直人DB家城 徹也DB根木 宏友DL池之上貴裕トレーナー野々村卓也トレーナー井戸 剛高等部コーチ濱崎 厚志RB占部 正浩中学部コーチ東仲 直人QB東村 智司TR江草 宏OL河原田高雄LB平川 勝慶DB神田 武男マネージャー廣田 光昭WR小坂 浩之OL廣見 修フレッシュマンコーチ坂井 誠マネージャー桝田 博稔LB松岡 健二DB湊 晴喜DB峯村健太郎中学部コーチ田中 克憲フレッシュマンコーチ安井 淳QB谷本 繁樹トレーナー横尾 修弘DL吉谷 光彰DB渡辺 紀夫■秋季リーグ戦(40回目の優勝)84REBORN伝統という言葉を口に出さず80th Anniversary 20211991
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