○○○○○●●●●●○○○○○○○○○○○○○●●●○●●●●●●●○●●●●●○31-0○31-7○16-7○21-0○15-6●6-15○21-7○21-6●7-21○10-8●6-21●8-10●0-21●7-31●7-16●0-31リーグ戦ではQB東野を擁する立命館に破れる。この年立命館が甲子園初出場。関・京・立の3強時代へ。近大を完封した守備。LB寺川。日大定期戦。第4Qに逆転、1点差で3年連続の勝利。OL主将・青山●。リーグを通して攻撃を率いた3年QB村岡 。第6戦。立命に惜敗。優勝を逃す。 昨年は学生日本一、そしてライスボウルで惜敗しシーズンが終わった。過去優勝した次の年は過信や甘えが心の“隙”を生み、優勝できないと言われてきた。しかし、平成6年度のスタートは昨年の主力であった4回生が大量に引退し、昨年の優勝したチームとは違うということを、まずは全員が謙虚に受け止めることから始まった。 春季シーズンが始まった。近年優秀な選手を集めフィジカルに秀でる立命館、そして京都大学との対戦に照準を合わせ練習に取り組んだ。立命館戦は勝負には勝ったが、個々の当たりの強さ、スピードでは完全に圧倒された。京都大学には30点差をつけられるという惨敗を喫した。秋にもう一度戦う時、自分達がどのような姿に変わっていなければならないのかを再度考えた。そして夏の練習では戦術だけではなく、タフな精神力の向上を目的とした練習にも積極的に取り組んだ。 秋季リーグは終盤まで順調に勝ち進み、そして迎えた第6戦。相手は京都大学に勝利し、この試合に勝てば初優勝の立命館。我々はこの試合を前に各々が本当に変わらなければならないことを認識し、練習の雰囲気が変わった。我々は必ず勝つと信じて戦った。しかし、リードして迎えた第4Q、立命館にロングパスを決められ、そして逆転負け。次の京都大学戦にも完封負けを喫しシーズンは終わった。 やはり我々に“隙”があったのだ。「勝てるんじゃないか」「俺等は強いんじゃないか」と心のどこかで思っていたに違いない。その“隙”が結果的に負けに結びついた。ファイターズが常勝軍団である為には決してその“隙”を作ってはならない。今年の4回生は後輩達に何も残せなかっただけではなく、立命館に優勝させたことで今後の関西リーグの勢力図を変える、大きな波を作ってしまったのではないだろうか・・・。(LB 福井 健司)87立命館大学京都大学関西学院大学近畿大学甲南大学京都産業大学神戸大学大阪体育大学立命館京都大関学大近畿大甲南大京産大神戸大大体大17-1328-035-028-1013-1724-035-038-70-350-2418-120-280-3510-287-3812-187-350-493-5322-330-267-207-427-5410-480-5717-2942-735-754-749-053-348-1033-2257-026-029-1720-724-2323-24位置OL青山 直樹トレーナー阿部 貴昭TE新井 邦由WR植村 直弘DB鷹影 充宏氏 名氏 名位置RB滝本 勝幸DL田中 裕司OL田端 祐介QB津田 敬三中学部コーチ大川 謙介高等部コーチ西内 秀幸RB八田 修明トレーナー太田 亘TE加藤 竜マネージャー浜田 育亮RB林 裕次郎中学部コーチ狩野 義仁LB福井 健司TE河田 成彦DB二木 淳LB川西 二郎DL河野 貴司RB前島 純OL児島健太郎高等部コーチ前田 秀樹OL児島 大介OL松崎 貴継RB小島 秀輝高等部コーチ丸本 純平DB崎 恵典WR水谷 智則マネージャー三田谷卓郎フレッシュマンコーチ光山 一樹WR宮本 貴章■秋季リーグ戦(3位)■メンバー表部 長宮田 満雄主 将青山 直樹監 督鳥内 秀晃主 務三田谷卓郎心の“隙”立命館の優勝が今後の勢力図を変えるのでは80th Anniversary 20211994
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