○9-3○51-7○41-0●7-21○17-0○31-3○21-6●6-21●3-31●0-17○21-7●0-41●7-51●3-9関西学生リーグ史上初の関・京・立3校同率優勝。甲子園ボウル出場をかけ、3校によるプレーオフが行われた。アメリカよりブライアン・ライダーコーチを招聘。オフェンスラインの強化を図った。立命QB東野をグラウンドに沈める。副将DL川田。第1回フットボールクリニック開催。兵庫・大阪を中心に16の高校から400人を超えるコーチ、選手が参加した。春の京大戦。京大戦では2年半ぶりとなるTDを挙げる。RB松田。史上初、関・京・立3校によるプレーオフ。立命に敗れる。京大戦に勝利し、プレーオフに望みをつないだが…。 過去2年間に渡り京大・立命に秋のシーズンで勝てず、チーム作りはゼロからの出発となった。まさに4回生としてのリーダーシップが改めて問われた年であったように思う。 結果的にはリーグ戦では立命戦に敗戦したものの、その次の試合である京大戦でかろうじて勝利を収めることが出来、関西学生リーグ史上初の3校同率優勝、そして甲子園ボウル出場をかけたプレーオフに駒を進める事となった。そこでリーグ戦で敗戦を喫している立命に再度敗れ、甲子園への道は閉ざされる事となる。 今を以って当時を振りかえると、ある1つの考えに達する。フィジカル、戦術、或いは練習環境といった2つの側面がチームを勝利に導くのでは無い。その2つの側面に、「4回生の想い」の共有を通して醸成させる、チーム全体での共感・一体感といった「心に宿るもの」が必要なのだということ。リーダーシップの基盤はこの点かもしれない。 果たして我々の学年は、チーム全体に「想い」を伝え、「心に宿る」共感や一体感を生み出す事が出来たか?今思えばリーダーシップを発揮する上での、人間性・人間味(人間臭さ)・個性といったものが没落していたのかもしれない。機械がフットボールをするわけではない、人間がするのだ。そして、「人間的な成長なくして、チームの成長なし」、である。 過去60年に渡ってファイターズに脈々として受け継がれているもの、それはまさにフットボールを通して真の「人間」を育てようとする土壌であるように思う。(主務 高地 悟史)89関西学院大学京都大学立命館大学近畿大学甲南大学同志社大学大阪産業大学関西大学関学大京都大立命館近畿大甲南大同志社大産大関西大●○○○○○○○○○●○○○○●●○○●●●●●●○●○●●○●●○○●●●●●●○13-2132-647-748-2745-1755-942-021-1327-4842-743-1721-1417-457-426-329-5517-4324-77-470-4214-217-243-4220-3553-3438-177-267-2810-1721-8614-56□甲子園ボウル出場決定戦 関西学院大学 3-17 立命館大学■メンバー表部 長宮田 満雄主 将相原 克年監 督鳥内 秀晃主 務高地 悟史42-386-2156-1435-2028-734-5317-1017-3826-710-1919-10OL大川 大樹高等部コーチ甲斐 淳介WR加藤 彰太高等部コーチ北田 暁フレッシュマンコーチ久保 彰史DB源内 宏亜RB児島 拓史LB米田 道嗣OL赤土 真一DB正重 高志DB鈴木 洋氏 名氏 名位置位置OL砂田 和伸DL相原 克年OL安孫子 庸RB曽我部和彦TE新井 厳太マネージャー高地 悟史LB石丸 俊治TE辰巳 陽マネージャー江島 力フレッシュマンコーチ津野 公秀LB寺川 拓RB長田 考DB長谷川恭敬フレッシュマンコーチ金子健太郎トレーナー林 隆三DL川田 貴亮トレーナー速水 衛OL藤川 道生QB藤吉 裕久LB本田 宗晴DB山中 英樹WR山村 憲和OL山本 建治RB山本 真裕■秋季リーグ戦(42回目の優勝)プレーオフで立命に再び敗れる「想い」を伝え「共感」を生み出せたか80th Anniversary 20211996
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