○14-6○31-3●3-31●6-14○14-7●0-3○10-2●7-14●2-10○14-7○3-0●7-142002年11月24日、阪急西宮スタジアムにて。第7節、立命戦。勝てばプレーオフとなる試合だったが、14-48の大敗。終始流れを掴むことができずに終わった。第5節、近大戦。残り1秒、キックオフリターンTDでまさかの逆転負けを喫す。第2節、同志社戦。8回もの反則で70ヤードの罰退。大勝にも多くの課題が残った。 我々は入部以来リーグ戦で負けたことがなく、しかも前年度には史上初のライスボウル制覇を果たし、「強いファイターズが当たり前」のなかで活動してきた。しかし、「勝つことが当たり前」という無意識の驕りから、一年間を通して「何とかなるのではないか」といった根拠のない精神的な甘さ、弱さを払拭することができず、それが結果として敗北に繋がった一年であった。心のなかに、「負けたくない」ではなく、「何が何でも勝ちたい」という貪欲な想いがどれだけあったのか。心のどこかで「何とかなるだろう」いう根拠のない過信があったのではないか。 秋のリーグ第5戦、近大戦。残り1秒、そのラストプレーでキックオフリターンTDを許し、我々は初めてリーグ戦で敗北を喫した。「負けるということがどういうことなのか」の実感すらないまま次節の京大戦をむかえ、薄氷をふむ思いで勝利を収めたものの、最終節の立命館大戦では、圧倒的なパワーとスピード、これまで目にしたこともないプレーの数々、そして何より三年間負け続けていた彼らの「勝ちたいという強い気持ち」の前に、我々は為す術もなく大敗を喫し、シーズンを終えることとなった。 「ファイターズだから何とかなる」ではなく、「そこで今、自分が何にこだわり、何をするのか」が全てである。「俺がやる」と本気で腹を括った者だけが、「なぜファイターズは強いのですか」と問われたときに、「だってファイターズですから」と応えることが許されるのではないだろうか。(主将 西村 径展)95関西学院大学(5-2-0)立命館大学(7-0-0)京都大学(4-3-0)近畿大学(4-3-0)神戸大学(3-4-0)甲南大学(2-5-0)同志社大学(1-5-1)大阪産業大学(1-5-1)関学大立命館京都大近畿大神戸大甲南大同志社大産大14-4825-2938-743-6●●○○○○●○○○○○○○○○○○●○○●●●●●●○●●●●●○●●●○△●●○●△48-1448-659-759-017-1916-1328-029-256-4819-177-387-5913-166-430-590-286-430-723-5220-420-2817-140-657-6910-3031-1921-2843-665-072-069-752-330-1042-2028-019-3114-1728-2135-3535-35■メンバー表部長平松 一夫主将西村 径展監督鳥内 秀晃主務石原 澄人位置氏 名氏 名■秋季リーグ戦(2位)位置MGR石原 澄人高等部コーチ多田羅雄太RB田中嘉津也K/P井田 貴之LB田中 秀幸LB永田 泰祐QB田宮 直人DL大川 修平TR津田 浩平中学部コーチ太田 隆生RB大谷 智之WR中林 裕貴WR仲山 武克DL大月 壮和LB西尾 龍彦OL大橋 正佳DL西村 径展QB尾崎 陽介DB河合 隆夫OL庭野 光正OL金 保善MGR祝 翼RB兵頭 俊昭TR久々知修平DB松川 亮LB倉本 健次OL蔵谷 俊治TE松本 健一LB財満 修司WR杉田 和也RB杉原 五典DB田尻 裕典「強いファイターズ」は「当たり前」ではない80th Anniversary 20212002
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