○7-3○6-0●0-6●3-72006年12月17日、甲子園ボウル。第7節、立命戦。雨中の決戦を制し、5年振りの甲子園ボウル出場を決めた。甲子園ボウル、法政戦。ジェットモーションからのハンドオフスイープでオープンに走った榊原から岸へパスを投げるスペシャルプレーが成功。第7節、立命戦。第4Q、ゴール前1ヤードをRB川村が持ち込んで決勝のTD。 甲子園から遠ざかること5年目のシーズン、私たちは未知の世界へ挑むべくスタートした。現在の第3フィールドが完成し、環境は大きく変化したが、春の法政、日大戦で大敗を喫し、このままでは何も変わらないと危機感を覚えた。しかし日本一になるために何が必要で、何をすべきかが分からず、得られるものはとにかく得ようと多くのOBやコーチに教えを乞うたことを思い出す。そして語り合った。 秋シーズン、京大、関大と苦しみながらも耐え抜き、最終立命戦を全勝で迎えた。悪天候の中互いにミスを連発し、この日も耐える試合となった。最後まで耐えに耐えて、2点差の勝利をものにし、5年ぶりの甲子園ボウル出場を決めた。 甲子園での相手は春に大敗を喫した法政。春は3得点45失点と無惨な結果を残していた。この日も序盤から法政にペースを握られ、春以上のペースで得点を重ねられる。オフェンスもスペシャルプレー等で応戦するも、一時21点差をつけられた。しかし、後半に入りディフェンスが耐え、オフェンスが気を吐き、急変した天候の中2点差まで追い上げる。が、その2点を越えることは出来なかった。 この2点が2006年の取り組みの結果なのだろう。1年間の取組みにおける2点という重みを痛感せざるを得なかった。どのような取組みが日本一に値するかは、未知なるものゆえ誰にも分からない。しかし、各々がとことんやったと確信した時、自ずと道は開けるのかもしれない。(副将 野原 亮一)99立命館大学(6-1-0)関西学院大学(7-0-0)関西大学(4-3-0)同志社大学(2-5-0)京都大学(4-3-0)近畿大学(2-5-0)神戸大学(3-4-0)大阪産業大学(0-7-0)立命館関学大関西大同志社京都大近畿大神戸大大産大●○○○○○○○○○○○○○●●○●○○●●●●○●○●●○○○●●●●●○○●●●○○●○●●●●●●14-1638-331-1437-045-716-1434-2120-636-1048-73-3821-3424-70-1714-316-207-2417-2024-210-3710-3617-020-1727-07-457-4821-240-2721-5210-4020-2827-2340-1614-203-420-586-2013-177-3452-2142-340-1058-028-2020-623-2717-1316-4020-1434-729-1010-29氏 名氏 名位置位置DL谷越 啓吾OL生田 賢三AS井芹 隼人OL辻 亮介DL市村 寛史MGR中村 祥子AS中村 亮介DB岩城 拓人OL野原 亮一DB岡本 将太AS長田 聖史DB野村 彰宏DB橋本 武彦LB柏木 佑介H馬場 健弘MGR神林 琢己DB藤井 大介RB川村 宗太RB古谷 明仁MGR小城 友紀TR駒田 彬RB水口 弘WR美田 良輔TR篠尾 俊寛DB向畑 樹TE島田 裕喜OL白水 大介AS武藤 佑介DL諏訪 雄大中学部コーチ山口 朋MGR高橋 絢子RB山田 裕三LB武島 祐太WR多田羅広樹□ 第61回毎日甲子園ボウル 関西学院大学43ー45 法政大学■メンバー表部長芝野松次郎主将柏木 佑介監督鳥内 秀晃主務神林 琢己■秋季リーグ戦(48回目の優勝)未知なる世界へ80th Anniversary 20212006
元のページ ../index.html#99